最近、オーガニックは食品だけに留まらず、スキンケアやコスメ商品にまで広がりを見せてきましたね。
オーガニック商品というのは、取り入れることで何が良いのかご存知ですか?
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安心・安全のオーガニック
最も先行して人々に持たれているイメージとしては、“安心・安全”という点なのではないでしょうか。
オーガニックは、農薬・化学物質・食品添加物が使われていないことから“安心・安全”だと言われています。
農薬などは、人に対して毒性のあるものも多くあり、そのような毒性のあるものはガンやアレルギーなどの問題に関係しているとされています。
オーガニックを選ぶことは、安全性の確認出来ていないものを回避する手段の1つとなるのです。
子どもは毒素の影響を受けやすい
乳幼児や子どもは、体がこれからグングン成長していきます。
必然的に食事が与える影響というのは大人よりも大きくなってしまうので、食事に含まれる毒素の影響も大きくなってしまいます。
毒素によるリスクを抑え、きちんと食事をさせるためにオーガニック製品を取り入れている方が増えてきています。
栄養価や味が優れている
オーガニック食品とオーガニックではない食品を比較したときに、より多くの栄養価が含まれているという結果が出ており、そのような報告が増えてきているのです。
味に関しては、味覚が人それぞれなので一概には言えません。
しかし、オーガニック食品はより天然な糖を含んでいたり、水の含有量が少なく味が薄まっていないなどの特徴があります。
一般的にはオーガニック食品の方が美味しいという声が大きいです。
オーガニック農法は生き物を守る
皆さんは、虫が好きですか?
残念ながら嫌いと答える方が多いと思います。
しかし、虫がいなくなってしまったら、自然の循環が破壊されて地球は恐ろしい破滅が待ち受けています。
虫がいなくなったら植物は受粉できません。
虫がいなくなったら受粉できず果物はできません。
虫がいなくなったら鳥はエサがありません。
草食動物は植物がないと生きられません。
草食動物がいないと肉食動物は生きられません。
次第に人は食べるものを失っていくでしょう。
オーガニックでない農法では、殺虫剤などの農薬が使われていますが、そのような農法は食物連鎖を崩しかねないのです。
オーガニック農法は天然資源を守る
オーガニックでない農法では、何年も大きな土地で1つの作物しか育てない場合もあります。
この方法は、実は土の天然ミネラルや栄養素を不足させていってしまうのです。
不足分を補うために農家はどんどん化学肥料を使ってしまい、使用量増加に繋がってしまいます。
また、作物を1つしか育てない土壌には、その作物を栄養源にする害虫がそこに居つくため、害虫が発生しやすい環境となってしまいます。
そうなることで、農家は農薬に依存していくのです。
結果、土壌は侵食され、農薬や化学物質が流れ出し、水・川・海を汚染します。
そうして生き物たちも滅んでいくことにも繋がります。
オーガニック農法は、同じ土壌でいくつもの作物をサイクルで作っていく方法を取っています。
そうすることで害虫や環境変化に対して抵抗力を持った健康的な土壌が出来上がっていくのです。



オーガニックは未来を守る
どうでしたか?
オーガニックは、子どもの未来を守り、生態系を守り、次世代・さらにその次の世代へと続いていく未来を守ります。
オーガニックを取り入れることは、地球規模の未来を守ることに繋がるのです。